英語の文章は、大きく主語(S)、動詞(V)、目的語(O:動作の対象となる語)、補語(C:状態を説明する語)の4つの要素から構成されています。
そして、この4つ要素を組み合わせたパターンが文型であり、英語の文章は基本的に5つの文型のどれかに当てはまります。
文型はいずれも「S+V」の語順です。
主語が最初に来る理由は、その文の主題を最初に示して相手の関心を引き付けるためです。
続けて、主語の後ろには動詞が置かれますが、これは動詞を主語と目的語の間に挟むことで主語と目的語の区別を付きやすくさせるためです。逆に言うと、主語と目的語が連続して並んでいるとどこまでが主語でどこからが目的語なのかが分かりにくいです↓
ちなみに、大昔の英語では「主語+目的語+動詞」の語順も当たり前にありました。
これは、I(主語)とme(目的語)のように、当時はその単語が主語のときと目的語のときで形が変化していて、簡単に区別がついたからです。
しかし、その後、主語と目的語で形を変化させることは無くなっていき、現在のように「主語+動詞」の語順に統一されていきました。