◆間接疑問文
間接疑問文とは、文中に「疑問詞+S+V~」のまとまりを持った文のことです。
例 I don’t know what you want.
私は君が何を欲しているのか知らない。
↑の例では、下線部分が「疑問詞+S+V~」のまとまりです。
疑問詞を使うということは、あえて「ここは疑問だ」と言っていることになるので、疑問詞を強調するためにまとまりの先頭に疑問詞を置きます。
(1)「疑問詞+S+V」のまとまりの例
なぜ彼女は怒ったのか
→ why she got angry
いつ彼はここに着いたのか
→ when he arrived here
↓ただし、疑問詞がwhoの場合は、whoが「疑問視+S+V」の主語(S)の役割と重複するので、「who+V」になります。
誰がそこで歌っているのか
→ who is singing there
(2)間接疑問文
文中に上記の「疑問詞+S+V~」のまとまりを含むと、間接疑問文になります。
I don’t know what you want.
私は君が何を欲しているのか知らない。
Do you know who is singing there.
君は誰があそこで歌っているのかを知っていますか?
Please tell me why she got angry.
なぜ彼女が怒ったのかを教えてほしい。
Do you know when he arrived here.
いつ彼が着いたのか知っていますか?
この間接疑問文は、whoやwhichを使った関係代名詞に発展しました。
⇒次は、whoやwhichの関係代名詞ができた理由を説明します。
関係代名詞にwho,whichが使われる理由(関係代名詞②)