間接疑問文

間接疑問文とは、文中に「疑問詞+S+V~」のまとまりを持った文のことです。

 

例 I don’t know what you want.

私は君が何を欲しているのか知らない。 


 ↑の例では、下線部分が「疑問詞+S+V~」のまとまりです。

 疑問詞を使うということは、あえて「ここは疑問だ」と言っていることになるので、疑問詞を強調するためにまとまりの先頭に疑問詞を置きます。



(1)「疑問詞+S+V」のまとまりの例

なぜ彼女は怒ったのか
why she got angry

いつ彼はここに着いたのか
when he arrived here


↓ただし、疑問詞がwhoの場合は、whoが「疑問視+S+V」の主語(S)の役割と重複するので、「who+V」になります。

誰がそこで歌っているのか
who is singing there



(2)間接疑問文

 文中に上記の「疑問詞+S+V~」のまとまりを含むと、間接疑問文になります。

 

 I don’t know what you want.

 私は君が何を欲しているのか知らない。

 

 Do you know who is singing there.

 君は誰があそこで歌っているのかを知っていますか?

 

 Please tell me why she got angry.

 なぜ彼女が怒ったのかを教えてほしい。

 

 Do you know when he arrived here.

 いつ彼が着いたのか知っていますか?

 



 この間接疑問文は、whoやwhichを使った関係代名詞に発展しました。

⇒次は、whoやwhichの関係代名詞ができた理由を説明します。
 
関係代名詞にwho,whichが使われる理由(関係代名詞②)



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